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天窓周りの防水作業 [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

願ってもない穏やかな好天になり
最後の関門になった天窓の防水作業にかかります。

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天窓の下を今後の作業スペースとして残し、屋根上部からタディスを貼り下がってきました。
心置きなく窓周りを攻める作戦です。

(1)排水樋周辺の防水

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天窓の両側には水切り金具の樋を入れるため20mmの深さの溝があります。
水切り金具を外す際、金具を歪めてしまったので念のため下地をブチルテープで防水することにしました。

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箱状に切れ目なくブチルテープを張るために、100mm幅のブチルテープの剥離紙に切れ目を入れ準備して

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溝の片側を埋めます。

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残る片側を貼り、底面を50mm重ねて箱状のスロープを作って防水する。

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周囲をブチルテープで上手く防水対策できたので、引き続き周囲にタディス・ルーフを敷き込むことにします。


2)天窓周辺のタディス張り込み

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左側

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右側

だんだん上手くなって、樋の中まで綺麗に張り込んでしまいました。
ちょっとやりすぎたかな

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ケラバ側のタディスが繋がったtので、上り木を取り付けてケラバ金具の取り付け準備をします。


明日からは天窓の下のスペースを作業場として使用して、オークリッジシングル屋根材を張っていくことにします。


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南側屋根のシングル貼り開始 [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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煙突の西側屋根は、一枚の防雨シートでか囲われていて、ほかの部分に関係なく作業できるので、まずここからシングル屋根材を張っていくことにします。

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水切り金具をタディスの下に挿入して接合していきます。

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ステンスクリュー釘で止めた金具にシングルセメントを筋状に乗せて

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タディスを圧着した後、シングルのスターター材をシングル釘で取り付ける。

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足場を有効に使って、ダクトエンド周りのシングル張りから張り進めます。

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足場の移動、設置に時間をとられたが、シングル張り初日はここまで張り進んだ。

翌日
午前中は歯の治療で歯医者に行き、

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午後から足場を東側に移動して煙突東側の軒先にも水切り金具を取り付け、オークリッジシングルを貼る。

職種が次々変わると、気持ちばかりが空回りして、なかなか調子が出ません。

実は、シングル張りに専念する前にやらなければならない作業がまだ残っています。

それは次回に・・・・・・


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ブチル・アルミテープ(アルミ屋根の防水) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

屋根を半分ずつ完成せる方法を取ったので、これからは同じ作業の繰り返しで、そのままレポートしても退屈な話になりますので、初体験の作業に絞ってレポートしていくことにしようと思います。

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75mm幅のブチル接着アルミテープを使ってアルミ板で作られた雪割り小屋掛けの防水の仕上げをすることにします。

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タディスシートの立ち上げ部分が長期にわたって水密機能を維持できる保障はないので

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上からブチルアルミテープを張って防水仕上げとします。
重ね張りできるので将来のメンテナンスも楽なはずです。

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密着力に自信を得たので煙突下部のタディス立ち上げ部分にも応用することにします。

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下地の形に密着させて水密を補強する。

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シングル屋根材をブチル・アルミテープの際まで張り込みます。

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際の部分をコーキング剤で埋めると防水完成です。


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天窓の水切り金具を再組み立て [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

天窓撤去作業の際も水切り金具は再利用するつもりだったので慎重に分解したのですが、最後は力業に近くなったので、アルミ製の金具はかなり変形してしまいました。

昨日は一日中雨で屋根上の作業ができなかったので、この機会に天窓の水きり金具をじっくり矯正して、ヒートガンで炙ってブチルの残滓を削ぎとっておきました。

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空模様はまだ怪しいですが、陽がさしてきたので、今日は現場合わせで組み立てていくことにします。

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点検するとタディスの立ち上げ部分の接着が甘いので

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周囲をブチルテープで巻いて密着させて

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金具を窓枠に押し付けて矯正しながら仮組みしていく

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ところが、天窓上部の水切りの突起の高さがどういうわけか高すぎて、はぜをかしめることができない。
元の形に戻らないくらいに酷く歪めてしまったのだろうか~

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原因はよくわからないが、仕方ないので、現状に合わせてはぜの位置を作り変えて何とか収めることにします。

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実際シングルを張り込むと、シングルの重ね合わせの位置によっては水きり金具を手を加える必要も出てきそうなので、天窓の水きり金具はシングルを張るまでコーキングをしないで、一応仮付けのまま取り付けておくことにして、この作業は一端終了にします。

上方向にシングルを張り上げるには,けらば金具の取り付けが必用になりますが、けらば金具を取り付けてしまうと防雨のブルーシートを固定できなくなるので、その前にタディスを張り残してあった作業スペースもすべてタディスを張って雨対策をしておくことにします。

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ぽちぽちと雨が降りはじめましたが、間一髪、タディス張り完了です!

次は天候を見ながら、けらば金具取り付けの機会を狙います。


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けらば金具取り付け [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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すでに取り付けられているケラバトップの北側金具に東側金具をポップリベットで合体して取り付ける。

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北側ケラバ金具は下から上に接続していきましたが、東側金具は逆に上から下に接続していきます。

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当て木をして、叩き込むように押し上げて挿入していく

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最後にケラバエンドの金具を取り付けたらケラバ金具の取り付けは完了

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早速、シングル屋根材の張り込みを再開します。

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なんとかここまで張り上げました。

いよいよ最後の関門、天窓周辺のシングル張りにかかります。
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天窓の周囲にシングル屋根材を張る [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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天気雨の合間を縫って、ようやく天窓の下までオークリッジ・シングル材を張り上がってきました。
これから雨仕舞いに気をつけながら天窓の水切り金具の周囲にシングルを張り込んでいくことにします。

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金具の下にシングル材を挿入します。

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左右からシングル材を挿入、釘で固定して根元をコーキングして、

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水切り金具の接合部にコーキングして、吊り子で金具を固定する。

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上枠カバーのかしめ部分にU字ゴムを被せて、

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上から立ち上げ金具を巻き込んでかしめて一体化する。

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天窓の両側の雨樋は2cmの深さがあるので、通気部材で段差を埋めて、シングル材の受け材にします。

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コーキング材で部材を接着、固定する。

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この段からシングル材は、水きり金具の上に乗せて接着張りしていきます。

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上枠のコーナー部は接着面が少なくて、塞ぐのが難しかったが

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何とか敷き込みできました。

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天窓の東側の敷き込み終了

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反対側も同様に張り進み

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天窓周囲のシングル材を張り終えました。

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その後夕方まで頑張ってここまで来ました。(9/22)
天候がよければ、明日の秋分の日に、長かったシングル張り作業は終了です。

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ついに張り終えた屋根に虹がかかりました。(9/23)


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通気ダクトの屋根を作る [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

オークリッジ・シングル材を張り終えたので、最後の仕上げ、通気ダクトを完成させていきます。

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ダクトスペーサーを止めている左右のコーススレッドを抜いていきます。

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スペーサー中央底部の固定ねじを抜いて

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ダクトスペーサーを上方に引き抜いていきます。

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すべて引き抜いたら

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タイベックシート上のねじ穴をコーキングして塞いでやります。

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雨降りの日に作っておいたダクト部材を搬入して

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ダクトに蓋をしていく

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棟木を取り付け

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ダクトに小屋根を乗せていく

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その上からガルバの棟キャップを仮付けしたところで今日の作業は時間切れです。
ようやく、ブルーシートが不要になりました。

次は引き続き、ダクトの壁に水切り金具を取り付けていきます。


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通気ダクトの壁作り [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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ダクトの屋根キャップまで取り付けたものの、困ったことになりました。

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悪い癖で寸法ぎりぎりに作り過ぎて、壁材の水切りを挿入できるかどうか?
水切り接合部は鉄板4枚が重なるので、とても入りそうもありません。
テストピースを作って試してみることに


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キャップにかからないように壁材の接合したものを取り付け

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その上に水切り金具の接合部分ををたらす
これでキャップが嵌まるかどうか

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ぎりぎりセーフです。
反対側の接合部分を前後にずらして取り付けると何とかいけそうです。

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軒先水切りの既製品を作り直します。

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切断距離44m、折板加工長さ22mもあって手のひらを豆だらけにして作り終えた!

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25mmのステンレススクリューを使って、膨らまないようにぴったりとダクト壁に水切り金具を止めて

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既製品の棟押さえを取り付けたらダクトの直線部分は完成です。


明日からは、ダクトトップの作成にかかります。
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ダクト・トップを作る-1 (台座作成) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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ケラバットップに雨返しを取り付ける

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雨返しをポップ付けしたら、サイドの水きり金具を延長して、防雨対策する。

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ダクトトップ内部に防虫ネットを取り付ける。

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これで、ダクトトップの台座部分の造作は終了です。

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明日からは、この部分を覆うダクトトップのカバー作りに取り掛かります。
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ダクト・トップを作る-2 (トップ木部作成) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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ダクトトップ(排気口)の構造には最後まで悩みました。
イメージではこのような感じにしたいのです。
模型は厚紙なので簡単ですが、実際には積雪も考慮しなければならないので、耐久性が問題になります。

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ランバーコア15mm材を2枚合わせにして棟を作り
これに骨組みを付けていくことにします。

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ランバーコアで作った助骨を取り付けたところです。
ある程度のところまでは、屋根つきウッドデッキで組み立ててしまいたいので、通気ダクトのモックアップを作って現場合わせの代用とします。

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排気フードを取り付けたお面の部分を正確に取り付けるために治具になる介木を取り付けて

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それに大きめに切ったランバーコアを仮付けします。

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側板と面板との接合位置をマーキングして、切断する。

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カットした部材を組み立てたら

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屋根に載せて収まり具合を見ます。

ほぼ,期待通りの収まりに安堵!

当たりを修整する部分や排気レジスターを取り付ける位置をマーキングして、次の作業に進みます。


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ダクトトップを作るー3 (完結編) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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排気フードの位置決めができたので、ダクトトップのカバーにフードの穴を開ける。

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続いて防虫通気部材をカバーの内側に接着する。

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部材の取り付けが終わったので、トップカバーの屋根を取り付けます。
はみ出した部分をカンナで面一に均したらトップカバーの木部は完成です。

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防腐剤(エコウッドトリートメントをたっぷり染み込ませて、その上からガルバの鉄板を張ることにします。

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ガルバリューム鋼板にダクトトップカバーの形状を転写して、板金の展開図を作成する。

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ガルバ鋼板に排気フードの穴を開けて

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正面のお面にガルバリューム鋼板を取り付ける。

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胴体部分のガルバリュ-ム鋼板を加工して

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側板、屋根を海苔巻き状態にラップして仮止めする。

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要所をステンレス釘で止めたら板金作業は終了

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トップを脱着式にするために、ボルト穴を開ける。

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ダクトに棟キャップを取り付け、雨返しを作り

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完成したダクトトップカバーを載せて固定すると通気ダクト工事はすべて完了です。
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屋根に載せ、見上げた感じ!

期待していたほどインパクトは無いけど、かえって控えめで良かったかもね

あとは、軒天に通気取入れ口を設けることを残すだけとなりましたが
必死のラストスパートがたたってとにかく疲れました。

このままでも越冬が可能なので、本年中の屋根工事は、これにて一旦終了にしたいと思います。

6か月にわたり、激励、応援いただき本当にありがとうございました。


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トップライトの立ち上げ部分にアルミ板を張る [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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(before)
トップライトの立ち上げ部分は、粘着アスシート(タディス・セルフ)で防水しましたが、このままでは長期的な耐久性が期待できないのでトップと同じ材質のアルミ板のカバーを取り付けて電蝕を防ぎながら、耐候性を高めることにしました。


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(after)
アルミ板は、今回撤去したアルミの屋根材を加工して再利用しました。


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下部コーナーのかしめ部分

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上部コーナーのかしめ部分

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廃品とは思えないくらいにうまい具合にカバーリングできました。

これからは積雪期も安心して過ごせます。

今回は作業結果報告となりました。
(製作過程をとった画像が高密度過ぎて使えなかったもので・・・)

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天窓に開閉式の防雪カバーを作る(1) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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無落雪屋根は冬期間に雪が積もり放題になるので、用心のため天窓の防雪カバーを作り直すことにします。

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数年毎に塗り替えていましたが
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(before)ついに朽ちてこの状態です。

頑丈にせざるを得ない防雪カバーは重量もあり、その脱着には、結構な力を要するので
今度作る新カバーは、それらを改善して、開閉式にすることにします。

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枠材は防腐のためのアルミ屋根の廃材でラッピングしてから組み立てる。

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横枠にもアルミ材をラッピングしたら、土台の枠部分は完成です。

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次は開閉式の蓋を作成します。

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余った15mm屋根合板にトタン板を内張りしたら

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サブタンクを持ってきて

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エアー・タッカーを使って、ステンレスのステープルで止めていきます。

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内張り完成です。今日はここまで

次は、蓋部分の枠材にもアルミ材でラッピングしていくことにします。


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天窓に開閉式の防雪カバーを作る(2) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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板金作業で、端から6cm程度までの折板はつかみ箸で折り曲げることができますが

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それ以上は(折板機がないので)タガネを使って曲げます。

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ようやく、カバーの水切り付き外枠が成型できました。

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これで、蓋の枠材のアルミラッピングは完了です。

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ステンレス丁番の位置を慎重に位置決めして取り付ける。

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上手く収まりました!
水切りが接触する部分を調整して取り付け完了。

次は蓋の表にガルバリューム鋼板を張る作業です。

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蓋表面は期待以上に完璧な仕上がりになり大満足です!
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天窓に開閉式防雪カバーを取り付ける(3) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

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組み立てが終わった防雪カバーをウインチで屋根上に吊り上げる

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鉄板でラッピングした防雪カバーは結構な重量になってしまったので、引きずってシングル屋根材を傷つけないように気をつけ、慎重に運びあげて天窓にかぶせます。

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積雪期を除いて、蓋を開いたまま使用することにしたので、蓋は雨がたまらない形状にしました。

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冬期間は、蓋を閉じて積雪に対応します。
(発注したラッチが届くまで、雪止めのアイボルトにロープを通して抑えておくことにします)


防雪カバーの取り付けが終わったので、不要になったウインチタワーを撤去することにします。

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タワーを止めていた支持ロープを外し、ワイヤーを徐々に緩めてタワーをゆっくり横に倒していく

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ほぼ水平のなった状態で脚立で受けて、レンチを使って解体する。

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6か月そびえていたタワーが急になくなって、すっきりしたような、物足りないような妙な気分です。

それにしても、若いころならともかく、この歳になってからの高所作業で怪我無く、事故無く、猛暑の夏に耐えてよれよれになりながらも、よく年内に完成させたものだと思う。

自分で自分を褒めてあげたい気分です。

で、ご褒美は何にしようかな~(笑)
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軒先喚気口取り付け工事 (通気屋根工事) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

一昨年秋、雨漏りが悩みの我が家の屋根を無落雪屋根に改造しました。

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前記事 「有勾配無落雪屋根を独力で作る」
https://lawtray4.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306088136-1

ついでに、すがもり防止の通気屋根に葺き替えたのですが

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すがもり防止 通気屋根工法から

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肝心の軒天は、従来の小型換気口のままなので、せっかくの通気屋根もまだ十分に機能しておらず、春先には相変わらず軒先に氷堤ができます。

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理由は、既存の軒天ボードが非常に硬くて欠けやすく開口加工が非常に難しい、かといって撤去して張り直すと、現在購入可能な軒天用ケイカルボードでは厚みが増加してしまい、周辺の仕上げを広範囲にやり直す必要が出てくるのです。

人生、まだやりたいことは沢山残っているのに、家の修復工事のためにあまり長い時間は割きたくない。


1.軒天通気スリットを簡単に取り付ける方法を再検討してみた

(1)検討の結果、修復作業を極少化するために、軒先先端の軒天井に直接、カッターで通気用のスリット(幅1.5~2cm程度)をアバウトに開口して、その上から、手配済みのフクビ通気部材をかぶせてステンレスネジで固定することにします。(見てくれもマアマア)
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(2)固定のためには、ステン製小ネジ(電動ドライバービットに適合するもの)を使用する。

 (丸頭のステンスクリューでは,真っ直ぐ打ち込みすること自体熟練が必要なのでこの際、多少の出費増加は容認です。)


2.軒先通気部材取り付け施工 

(1)2Fベランダに作業用の足場(歩み板)を取り付ける。

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(2)窯業系ディスクカッターで軒天井ボードに幅1.5cmのスリットを開口する。

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ガイドの小径材を仮付けして、幅1.5cmのスリットを開口します。

(3)開口部を覆う通気カバー(フクビVA200W)をネジ止めする。

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後付なので軒天井とは完全にフラットとは行きませんが、まあまあ上手く収まりました。^^

1日目はここまで


(4)2日目、足場の歩み板を西側に移動して作業を続行する。

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電動カッターの歯をオールマイティー165mmに交換したら、俄然、楽に切れるようになった。
粉塵も大幅に減少して、作業がはかどります。
最初からこれを使うべきでした。

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南面軒天エンドまで通気部材の取り付け終了しました!

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2日目夕方、南面の作業は終了。
いずれ、西面もやる予定ですが、南面だけでも70%程度の効果が見込めるはず

日が短くなってきたので今回はこれにて、一旦、店仕舞いします^^

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