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軒先喚気口取り付け工事 (通気屋根工事) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

一昨年秋、雨漏りが悩みの我が家の屋根を無落雪屋根に改造しました。

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前記事 「有勾配無落雪屋根を独力で作る」
https://lawtray4.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306088136-1

ついでに、すがもり防止の通気屋根に葺き替えたのですが

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すがもり防止 通気屋根工法から

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肝心の軒天は、従来の小型換気口のままなので、せっかくの通気屋根もまだ十分に機能しておらず、春先には相変わらず軒先に氷堤ができます。

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理由は、既存の軒天ボードが非常に硬くて欠けやすく開口加工が非常に難しい、かといって撤去して張り直すと、現在購入可能な軒天用ケイカルボードでは厚みが増加してしまい、周辺の仕上げを広範囲にやり直す必要が出てくるのです。

人生、まだやりたいことは沢山残っているのに、家の修復工事のためにあまり長い時間は割きたくない。


1.軒天通気スリットを簡単に取り付ける方法を再検討してみた

(1)検討の結果、修復作業を極少化するために、軒先先端の軒天井に直接、カッターで通気用のスリット(幅1.5~2cm程度)をアバウトに開口して、その上から、手配済みのフクビ通気部材をかぶせてステンレスネジで固定することにします。(見てくれもマアマア)
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(2)固定のためには、ステン製小ネジ(電動ドライバービットに適合するもの)を使用する。

 (丸頭のステンスクリューでは,真っ直ぐ打ち込みすること自体熟練が必要なのでこの際、多少の出費増加は容認です。)


2.軒先通気部材取り付け施工 

(1)2Fベランダに作業用の足場(歩み板)を取り付ける。

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(2)窯業系ディスクカッターで軒天井ボードに幅1.5cmのスリットを開口する。

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ガイドの小径材を仮付けして、幅1.5cmのスリットを開口します。

(3)開口部を覆う通気カバー(フクビVA200W)をネジ止めする。

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後付なので軒天井とは完全にフラットとは行きませんが、まあまあ上手く収まりました。^^

1日目はここまで


(4)2日目、足場の歩み板を西側に移動して作業を続行する。

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電動カッターの歯をオールマイティー165mmに交換したら、俄然、楽に切れるようになった。
粉塵も大幅に減少して、作業がはかどります。
最初からこれを使うべきでした。

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南面軒天エンドまで通気部材の取り付け終了しました!

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2日目夕方、南面の作業は終了。
いずれ、西面もやる予定ですが、南面だけでも70%程度の効果が見込めるはず

日が短くなってきたので今回はこれにて、一旦、店仕舞いします^^

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