トップライトの立ち上げ部分にアルミ板を張る [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
(before)
トップライトの立ち上げ部分は、粘着アスシート(タディス・セルフ)で防水しましたが、このままでは長期的な耐久性が期待できないのでトップと同じ材質のアルミ板のカバーを取り付けて電蝕を防ぎながら、耐候性を高めることにしました。
(after)
アルミ板は、今回撤去したアルミの屋根材を加工して再利用しました。
下部コーナーのかしめ部分
上部コーナーのかしめ部分
廃品とは思えないくらいにうまい具合にカバーリングできました。
これからは積雪期も安心して過ごせます。
今回は作業結果報告となりました。
(製作過程をとった画像が高密度過ぎて使えなかったもので・・・)
タグ:トップライト補強
ダクトトップを作るー3 (完結編) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
排気フードの位置決めができたので、ダクトトップのカバーにフードの穴を開ける。
続いて防虫通気部材をカバーの内側に接着する。
部材の取り付けが終わったので、トップカバーの屋根を取り付けます。
はみ出した部分をカンナで面一に均したらトップカバーの木部は完成です。
防腐剤(エコウッドトリートメントをたっぷり染み込ませて、その上からガルバの鉄板を張ることにします。
ガルバリューム鋼板にダクトトップカバーの形状を転写して、板金の展開図を作成する。
ガルバ鋼板に排気フードの穴を開けて
正面のお面にガルバリューム鋼板を取り付ける。
胴体部分のガルバリュ-ム鋼板を加工して
側板、屋根を海苔巻き状態にラップして仮止めする。
要所をステンレス釘で止めたら板金作業は終了
トップを脱着式にするために、ボルト穴を開ける。
ダクトに棟キャップを取り付け、雨返しを作り
完成したダクトトップカバーを載せて固定すると通気ダクト工事はすべて完了です。
屋根に載せ、見上げた感じ!
期待していたほどインパクトは無いけど、かえって控えめで良かったかもね
あとは、軒天に通気取入れ口を設けることを残すだけとなりましたが
必死のラストスパートがたたってとにかく疲れました。
このままでも越冬が可能なので、本年中の屋根工事は、これにて一旦終了にしたいと思います。
6か月にわたり、激励、応援いただき本当にありがとうございました。
ダクト・トップを作る-2 (トップ木部作成) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
ダクトトップ(排気口)の構造には最後まで悩みました。
イメージではこのような感じにしたいのです。
模型は厚紙なので簡単ですが、実際には積雪も考慮しなければならないので、耐久性が問題になります。
ランバーコア15mm材を2枚合わせにして棟を作り
これに骨組みを付けていくことにします。
ランバーコアで作った助骨を取り付けたところです。
ある程度のところまでは、屋根つきウッドデッキで組み立ててしまいたいので、通気ダクトのモックアップを作って現場合わせの代用とします。
排気フードを取り付けたお面の部分を正確に取り付けるために治具になる介木を取り付けて
それに大きめに切ったランバーコアを仮付けします。
側板と面板との接合位置をマーキングして、切断する。
カットした部材を組み立てたら
屋根に載せて収まり具合を見ます。
ほぼ,期待通りの収まりに安堵!
当たりを修整する部分や排気レジスターを取り付ける位置をマーキングして、次の作業に進みます。
ダクト・トップを作る-1 (台座作成) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
通気ダクトの壁作り [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
ダクトの屋根キャップまで取り付けたものの、困ったことになりました。
悪い癖で寸法ぎりぎりに作り過ぎて、壁材の水切りを挿入できるかどうか?
水切り接合部は鉄板4枚が重なるので、とても入りそうもありません。
テストピースを作って試してみることに
キャップにかからないように壁材の接合したものを取り付け
その上に水切り金具の接合部分ををたらす
これでキャップが嵌まるかどうか
ぎりぎりセーフです。
反対側の接合部分を前後にずらして取り付けると何とかいけそうです。
軒先水切りの既製品を作り直します。
切断距離44m、折板加工長さ22mもあって手のひらを豆だらけにして作り終えた!
25mmのステンレススクリューを使って、膨らまないようにぴったりとダクト壁に水切り金具を止めて
既製品の棟押さえを取り付けたらダクトの直線部分は完成です。
明日からは、ダクトトップの作成にかかります。
タグ:通気ダクトを作る