発砲ウレタン充填(雪割り小屋) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
久々の、雨模様で終日屋根には上れなかったが、疲れ切った体をゆっくり休めることが出来ました。
今日は傘マークが消えたので、煙突雪割周辺の合板取り付けを完成させたいと思います。
煙突に付属の雪割の裾部分は、緩やかにカーブしているので、通気合板との接合が難しい。
防水を重視すると接合部には釘やネジは使えないし、そのままではぶかぶかして、コーキングが切れてしまうので、三角形の隙間部分に発砲ウレタンを充填して対応することにします。
西側スカート部分の合板切り出し、接合成功!
東側スカート部にも合板を上手く接合できたので、合板をステンレスのコーススレッドでプラスチック土台に固定して発泡ウレタンを充填するための下準備をします。
プラスチック土台にスポンジの隙間テープを貼り付け、コーススレッドを打つ位置に墨を含ませる。
また、充填した発泡ウレタンが流れて通気層を塞がないように、隙間テープでダムを作る。
上から合板を載せて圧力をかけて、プラスチック土台の位置を写し取り、ドリルでパイロットホールを空ける。
パイロットホールを使って、ステンレス・コーススレッドで合板をプラスチック土台に固定する。
接合部周辺にギムネで穴を沢山開けて
穴から空洞部にウレタン発泡剤を注入していく
発砲ウレタンは適量を充填するのが難しい
少ないと隙間が埋まらないし、多すぎると発泡圧力で外皮が膨らんで変形してしまう。
結局ちびちびと様子を見ながら注入していくことになる。
接合部からの泡の噴出がほとんどなく余計な隙間はなさそうです。
泡が収まって固まったら
スクレーパーでかき取って、ウレタンの充填作業は終了です。
踏んでみると、接合部はしっかり固定されていてたわむことがまったくなくなっています。
期待以上の成果です。
発泡ウレタンの充填ってこうして行うんですね(´⊙ω⊙`)
色々と勉強になるなぁ。硬化するまで早いのですか?
何かに応用できないかなと考えてしまいます(^^)
by ワンモア (2017-08-29 10:20)
発泡ウレタンの充填した中はもちろん、外見の美しさもサスガです。
by tsun (2017-08-29 12:02)
発砲ウレタンで隙間を埋めるとは流石ですね!
これって色々使えそうですね(^^)
by ma2ma2 (2017-08-29 20:11)
発泡ウレタンで剛性を確保するとはさすがですね。
by kinkin (2017-08-29 21:20)
ワンモアさん
噴出した後、硬化するまで泡がドンドン膨らみ続けます。
硬化が遅くて長時間膨らみ続けるので、逃がし穴が必要です。
ドア枠の隙間に充填したら膨らみすぎて枠が押されて、ドアが開かなくなってしまったことがありました(笑)
by ロートレー (2017-08-30 06:59)
tsunさん
こだわりどころだったので、お褒め頂きうれしいです! ^^
by ロートレー (2017-08-30 07:01)
ma2ma2さん
北海道では、住宅の窓やドアの枠周りの隙間断熱に発泡ウレタンがよく使われるようになりました。
今回は窮余の策でしたが、以外に上手くいきました^^
by ロートレー (2017-08-30 12:12)
kinkinさん
最小限度のネジ釘で合板を固定することができました。
こうしておくと、コーキングの目地切れが少なくなると期待しています^^
by ロートレー (2017-08-30 12:17)
nice&コメント、ありがとうございます。
そうですね。好きな赤ですね。
注意して、作業してください。
by REE (2017-08-30 15:11)
発泡ウレタンの缶スプレーですがこの作業で1缶で足りますか?
これって余っても次回も使えるものなのでしょうか?
by 青い森のヨッチン (2017-08-30 15:42)
REEさん
私も赤は黒っぽいほうがお洒落に感じますね!
朝晩寒くなってきましたが、注意しながら頑張ります^^
by ロートレー (2017-09-03 05:16)
青い森のヨッチンさん
400mlのスプレーを2缶近く使いました。
一度使うと、ノズルが固まって使えなくなりますので
使い切りです。^^
by ロートレー (2017-09-03 05:23)