オークリッジ・シングル張り開始 [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
好天に恵まれ、早朝から待望のシングル張り作業の開始です。
即製作業台で、シングル材を縦半分に切って、スターターを作る。
軒先から5mmセットバックしてスターターを取り付け
その上からオークリッジシングルをシングルセメントとシングル釘で止めていく
マニュアルの見落としが無いように慎重に作業して一段目終了
2段目からはシングル釘の少し上にシングルセメントを塗りつけてその上を覆うようにオークリッジ・シングルを重ね張りしていきます。
気温が上がってきて、体重を乗せた部分のタディス・セルフの表面に下地のアスファルトが滲み出てきてベタベタになってきた。
初日は、初歩的な失敗を一通り経験した。
シングルの表を上にして置くとどこでも溶着してしまう。
床でも、屋根でも、スケールでも、シングル同士でも所かまわずなので、炎天下では特に注意しなければ、作業どころでなくなる。
そんなわけで、初日は一日中へとへとになるまで働いて、たった2段。
1枚の働き幅が15cmなので30cmしか張れなかった。
9mの屋根長だから、こんなペースでは15日もかかってしまう。
そんな訳にはいかないので、夜、寝ながら作業をスピードアップするための方策を練る。
屋根勾配が急角度で、工具類は斜面に置くと滑り落ちてしまうため、全て身につけていた。、
出来るだけ素早く動けるようにするには、張り場所のすぐ近くに物置の箱を吊るして、身につけた道具類はそれに移して使用する。
身につけるのは最小必要限度のものだけ(スケール、チャコ、釘、ハンマー程度)
コーキングガンは常時使うので、ガンの頭に小さなネジで突起をつけてどこにでもおけるようにする。
釘、ネジ、シングルセメントコーキングなど重量のある補給品は作業台の近くの雪止めの位置のボックスに出しておいて、天窓からの出入り回数を減らす。
癒しの空間給水所は屋根裏
所定の段数を張り終えたときに飲水を許可する などなど
ということで気合を入れ直して2日目の作業開始
まず雪止め金具の取り付け
合板を購入したドーム住宅の社長の話で、「砂付きシングルも古くなると砂が落ちて、突然ドカンと落雪する」
と聞いたので、用心のためっステンレスの雪止めを併設することにした。
2日目の成果。
1日目2段に対して、2日目4段と改善されたものの、こんな程度のスピードアップでは、今月中の敷き込み完了には間に合わない。
そこで、ふと気がついて、今まで右から左に張っていた張り順を左から右に変えてみただけで劇的効果が!
どうぞ次回レポートをご期待下さい!
今日の記事のご感想はいかがですか
タグ:シングル張りの効率追及
北海道と言えども日中は暑いですよね、熱中症に注意して
作業を続けて下さいネ。
ご安全に!!!
by kinkin (2017-07-29 06:57)
北海道は常に雪の対策を考えないといけないので大変ですね!
雪止めもちゃんとしないと落下する雪は危険ですね(^^)
by ma2ma2 (2017-07-29 11:52)
kinkinさん
ご心配をおかけしております。
給水制限を心配されたのですね
飲むタイミングを変えただけで、水分(ポカリ)はたっぷり過ぎるほどとってますので、今のところ体調は快調です^^
by ロートレー (2017-07-31 05:00)
ma2ma2さん
雪が落ちないと言うことで、砂付きシングルを選択したのですが、それだけに頼るのは心配になってきたので、雪止め金具も併用することにしました。
何トンもの雪が一挙に落ちると人命にもかかわる事故の恐れがありますからね~(^^)
by ロートレー (2017-07-31 05:08)
千葉から出張で帰ってきました。
作業、進んでおりますね。
私はちょっと外に出ただけで汗だくになりました(;^ω^)
by ワンモア (2017-08-02 00:37)
ワンモアさん
出張お疲れ様でした。
いくら暑くてもスーツにネクタイなんでしょうね
その点私は、水をかぶって暑さ対策することもできますよ^^
by ロートレー (2017-08-02 20:40)