セルフビルド支援ツール(1)金属屋根電動カッター [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]
屋根の改修工事は、足場の設置費用を節約したいので、足場を必要とする破風,ケラバの改修は行わず、既存屋根(アルミ製)の破風,ケラバをそのまま流用する方針です。
(当時がんばって屋根をアルミ葺にしたおかげで、屋根全体が全然錆ていないのです。)
そのためには、金属屋根を正確で綺麗に切断して、既存屋根(アルミ製)の破風,ケラバだけを残す必要があります。
金属屋根面の切断工事のためのカッターとして、真っ先に脳裏に浮かんだのは、TVで金属切断能力をアピールしていたデュアルブレード(2重反転)カッターでした。
しかし、屋根の下地合板を切らないで、アルミ屋根材のみを正確に手早く切断するためにカッターには切り込み深さを調節する機構とサイド幅を決める定規が必要になります。
残念ながらデュアルブレードカッターはそのいずれも備えていない。
(マキタ4型4101R)(写真のノコの歯は裏表逆です)
そこで、所有する石材カッター(マキタ4型4101R)のギア修理が終わったので、これを加工して屋根材(アルミ)の切断工事に使用したいと思う。
しかしこれは、切り込み深さを調節する機能を持っているものの、サイド定規が無い。
ベースが厚いステンレスで作られているのがあだとなり、サイド定規を使用できるように加工するのに手間隙がかりすぎる。
仕方ないので、これは細工用のサブのカッターとして使用することにします。
<必要とする金属屋根カッターの条件>
1.切り込みの深さ調節機能とサイド定規があること
それで、普段使用していない木工用のマキタ6型マルノコ(160mm)を使用してみることにします。
このマルノコなら切り込みの深さ調節機能とサイド定規が備えられていますし、4000回転/分の回転速度もアルミ板を切断するのに速すぎなくてよさそうです。
サイド定規を通すスリットが、手持ちの定規より狭いので、帯ノコの歯で広げて使用できるようにしました。
2.アルミ板切断ホィールを装着できること
160mmマキタ6型マルノコに装着可能なスーパーオールマイティー ZERO165mmを装着する。
YAMASHIN スーパーオールマイティー ZERO 165mmx52P SPT-YSD-165SOZ
山真製鋸5つ星のうち 4.3 23件のカスタマーレビュー 価格: ¥ 1,831
切断距離は約35mほどあるので,切れ具合を確かめながら追加発注をしようと思う。
合板を止めている釘を切ってしまう可能性もあるのでスペアーを発注することにします。
3.潤滑スティックホルダーを備える
各社のデュアルブレードカッターは潤滑スティックを使用いている。
( 商品の説明 アルミ・銅を切断するときの、切断能力低下防止に。 通常やわらかい金属を切断すると、金属がチップの先端に溶着し切断能力が低下しますが、ワックスを使用することでチップに金属が溶着することを防ぎます。)
切断対象がアルミなのでマキタ6型マルノコにも潤滑スティックを使えるように加工する。
スティックがキッチリはまる3/8"丸座ナットを探し出して
これを使用してスティック挿入口を作る。
まず邪魔になる、スライド式の安全カバーを外し、
両面テープで鋸カバーに3/8"丸座ナットを貼り付け、3mmビスの取り付け穴を開ける。
3mmビスを差し込んでスティックの通る中央に8mmの穴を開ける。
一旦、3/8"丸座ナットを取り外し平ヤスリで台座部分を均して、
丸のこのカバー上部に3/8"丸座ナットを固定して、スティックのテスト!
スティックをネジって任意の深さまで挿入して丸鋸を使用する。
スティックが磨り減ったら都度ねじ込んで使うことが出来ます。
シンプルながら、使い勝手は最高です!
それで、左の石材カッター(マキタ4型4101R)にもスティックホルダーを取り付けたくなりました。
丸ノコガードの幅より狭いため、3/8"丸座ナットは取り付けられないので、3/8"ナット付金具を叩き伸ばして整形して
石材カッター(マキタ4型4101R)のガードカウルにビス付けします。
今度は難なく固定して、試運転結果もOK!
この2台を使ってアルミ屋根の切断作業を行うことにします!
良い成果を期待しましょう。
今日の記事のご感想はは如何ですか?
(当時がんばって屋根をアルミ葺にしたおかげで、屋根全体が全然錆ていないのです。)
そのためには、金属屋根を正確で綺麗に切断して、既存屋根(アルミ製)の破風,ケラバだけを残す必要があります。
金属屋根面の切断工事のためのカッターとして、真っ先に脳裏に浮かんだのは、TVで金属切断能力をアピールしていたデュアルブレード(2重反転)カッターでした。
しかし、屋根の下地合板を切らないで、アルミ屋根材のみを正確に手早く切断するためにカッターには切り込み深さを調節する機構とサイド幅を決める定規が必要になります。
残念ながらデュアルブレードカッターはそのいずれも備えていない。
(マキタ4型4101R)(写真のノコの歯は裏表逆です)
そこで、所有する石材カッター(マキタ4型4101R)のギア修理が終わったので、これを加工して屋根材(アルミ)の切断工事に使用したいと思う。
しかしこれは、切り込み深さを調節する機能を持っているものの、サイド定規が無い。
ベースが厚いステンレスで作られているのがあだとなり、サイド定規を使用できるように加工するのに手間隙がかりすぎる。
仕方ないので、これは細工用のサブのカッターとして使用することにします。
<必要とする金属屋根カッターの条件>
1.切り込みの深さ調節機能とサイド定規があること
それで、普段使用していない木工用のマキタ6型マルノコ(160mm)を使用してみることにします。
このマルノコなら切り込みの深さ調節機能とサイド定規が備えられていますし、4000回転/分の回転速度もアルミ板を切断するのに速すぎなくてよさそうです。
サイド定規を通すスリットが、手持ちの定規より狭いので、帯ノコの歯で広げて使用できるようにしました。
2.アルミ板切断ホィールを装着できること
160mmマキタ6型マルノコに装着可能なスーパーオールマイティー ZERO165mmを装着する。
YAMASHIN スーパーオールマイティー ZERO 165mmx52P SPT-YSD-165SOZ
山真製鋸5つ星のうち 4.3 23件のカスタマーレビュー 価格: ¥ 1,831
切断距離は約35mほどあるので,切れ具合を確かめながら追加発注をしようと思う。
合板を止めている釘を切ってしまう可能性もあるのでスペアーを発注することにします。
3.潤滑スティックホルダーを備える
各社のデュアルブレードカッターは潤滑スティックを使用いている。
( 商品の説明 アルミ・銅を切断するときの、切断能力低下防止に。 通常やわらかい金属を切断すると、金属がチップの先端に溶着し切断能力が低下しますが、ワックスを使用することでチップに金属が溶着することを防ぎます。)
切断対象がアルミなのでマキタ6型マルノコにも潤滑スティックを使えるように加工する。
スティックがキッチリはまる3/8"丸座ナットを探し出して
これを使用してスティック挿入口を作る。
まず邪魔になる、スライド式の安全カバーを外し、
両面テープで鋸カバーに3/8"丸座ナットを貼り付け、3mmビスの取り付け穴を開ける。
3mmビスを差し込んでスティックの通る中央に8mmの穴を開ける。
一旦、3/8"丸座ナットを取り外し平ヤスリで台座部分を均して、
丸のこのカバー上部に3/8"丸座ナットを固定して、スティックのテスト!
スティックをネジって任意の深さまで挿入して丸鋸を使用する。
スティックが磨り減ったら都度ねじ込んで使うことが出来ます。
シンプルながら、使い勝手は最高です!
それで、左の石材カッター(マキタ4型4101R)にもスティックホルダーを取り付けたくなりました。
丸ノコガードの幅より狭いため、3/8"丸座ナットは取り付けられないので、3/8"ナット付金具を叩き伸ばして整形して
石材カッター(マキタ4型4101R)のガードカウルにビス付けします。
今度は難なく固定して、試運転結果もOK!
この2台を使ってアルミ屋根の切断作業を行うことにします!
良い成果を期待しましょう。
今日の記事のご感想はは如何ですか?
2017-03-06 07:37
nice!(15)
コメント(8)
着々と準備進行中ですね^^;
by kinkin (2017-03-06 08:47)
本格的ですね。音とか結構するのかな。
by ワンモア (2017-03-07 00:42)
kinkinさん
最初から、計算したわけでないのですが、ねじ込む事でスティックが綺麗に削れます^^
by ロートレー (2017-03-07 06:37)
ワンモアさん
まだ実際にアルミ板を切っていませんが、YAMASHIN スーパーオールマイティーのレビューによれば、スパスパ切れるとの事で、音もそれほど出ないみたいです(^^)
by ロートレー (2017-03-07 06:47)
丸ノコ改造ですか!
アルミを切ると管からどんな感じになるのでしょうか?
by ma2ma2 (2017-03-07 07:14)
ma2ma2さん
プラスチック管の中にろうそく状のワックスが詰まっていて、歯が回転するとワックスが歯に塗られる仕組みです。
消耗速度は結構早いので沢山必要になります。(^^)
by ロートレー (2017-03-07 07:50)
まずは作業に必要な道具の改良からとは……凄い!
バッチリ仕上がるのが、今から目に見えます~。
by GG233334 (2017-03-08 10:30)
GG233334さん こんにちは!
準備段階が、うきうきして一番楽しいときかもしれません。
どんな難問が持ち上がるかも知らないでね・・^^
by ロートレー (2017-03-08 18:11)