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屋根上構築物の雨仕舞(トップライト) [有勾配無落雪屋根を独力で施工する]

屋根材の葺き替え工事で、頭の痛い問題として3個の屋根上構築物の雨仕舞があります。

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トップライト

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チムニー

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天窓


1.トップライトの雨仕舞い構想

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今回、西側屋根のアルミ屋根材の撤去の際にトップライトの雨仕舞のカバーを外そうと試みたが、アスフェルトやコーキング材の固着があって、無傷で解体できないことが判明した。

当初計画では、トップライトの雨仕舞のカバーを外してトップライト全体をかさ上げする予定でしたが、それは無理なので計画変更です。

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今回、トップライトの下部屋根に浸水がみられたが
トップライトの雨仕舞の板金カバー本体からの漏水が全く無かったことから、これを解体することなく、そのまま、下地防水のタイベック防水シートと一体化して2次防水雨仕舞として再利用することにする。
下部のシート防水の雨仕舞と敷設方法には万全を期すことにします。

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通気層を付加したのち、15mm通気合板と一体化したトップライトの雨仕舞いカバーを別に作製して、2重に被せる。

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追加の雨仕舞いカバーは電蝕を避けるため、アルミ材で製作する。


2.トップライトの雨仕舞い施工(2次防水)

トップライト周りの雨仕舞い施工は時間がかかるので、先行して着工します。
この部分のみ防雨シートを開いて作業することが出来るようにしたので、多少空模様が怪しくても、天候を見ながら作業できるからです。

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 ベルックスの天窓の水切りを真似て、左右両側の端を折って雨返しを作ります。

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通気屋根を付加するので雨漏りはトップから伝って入る確率が高いので、樋状にして下方に導いてやることにします。

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両側の樋の下に、タイベックルーフを差込み、ステンレスステープルのガンタッカーで止める。

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おっと、順番を間違えた。この時のために購入してあったステープル抜き(389円)で修正

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そう、こうしたかったのです。

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周囲をブチルコーキングしたら、トップライトの2次防水の雨仕舞いはほぼ完了。

天気が続けば、屋根全体をタイベックルーフで覆って2次防水のカバリングを完成させる予定です。



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コメント 8

たくや

作業順調ですね~
by たくや (2017-06-19 08:33) 

tsun

見栄えも、機能的にも良いのでしょうが、構造的には弱くなったり雨漏りの原因になったりと、いろいろあるんでしょうね。
初めて買った車が手動開閉のサンルーフ付きのクルマだったのですが、雨漏りしてすぐにクレーム修理してもらいました。
by tsun (2017-06-19 11:32) 

ワンモア

最近は日が伸びてきたので外の作業がはかどりますよね(^^)
後は突然のにわか雨ですかね・・・。

by ワンモア (2017-06-19 17:28) 

ma2ma2

屋根の構造物、結構大変ですね!
雨が入らない様にするのは設計が大変そう(^^)
by ma2ma2 (2017-06-20 07:15) 

ロートレー

たくやさん
空模様が怪しかったので、トップライトの防雨シートだけを開いての作業になりました。
by ロートレー (2017-06-20 21:57) 

ロートレー

tsunさん
確かに、屋根はシンプルが一番なんですが、
いろいろ欲張って厄介なことになってしまいました。
ここで手直ししておくと、後30年は大丈夫と思うのですが^^
by ロートレー (2017-06-20 22:02) 

ロートレー

ワンモアさん
もうすぐ夏至ですね
日の長いうちに何とか目処を付けたいと頑張っています。
台風シーズン前には完成させないと悲惨なことになりますからね^^



by ロートレー (2017-06-20 22:11) 

ロートレー

ma2ma2さん
もう雨漏りには悩まされたくありませんので、念には念を入れて防水処理しています。
怪しいところはブチルをたっつぷリ使うようにしています(笑)
by ロートレー (2017-06-20 23:04) 

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