AC100Vウインチを無線化する(4)ウインチワーク [無線ウインチを作る]
下書きに入っていた古記事です。
ステージ2の更新が途絶えて久しく、雲巣が張るように変な広告が張りまくられてしまったので、ウインチカテゴリーを更新する目的でアップします。
(このアイディアは、「有勾配無落雪屋根をつくる」カテゴリーで実際に使用しました。)
15mm厚、4’×8’実付き合板(1枚26Kg) 31枚の搬入作業を行い、改めてその重さと、扱い難さに圧倒されました。
市場に3’×6’実付き合板が流通していなかったので仕方がなかったと言え、安易な選択ではなかったかと後悔にも似た思いにがっくりと打ちひしがれたのです。
4~5枚も運ぶと握力が無くなって、しばらく持ち上げることが出来なくなる。
横幅が120cmもあるので、肩に担いでも、手が辛くて安定せず、足元がふらついてまともに運べない。
これでは、たとえウインチを使って合板を屋根上に運び上げても、頭上に担いで、屋根面を移動すること自体が非常に不安定で危険です。
身体は、命綱で確保できても、落として勢いの付いた合板を手の握力だけで押さえることは難しいし。
屋根から、26Kgの合板を落下させたら、ただ事ではすみません。
そこで、ウインチは合板の屋根上への吊り上げ作業だけでなく、屋根上の水平移動にも使用して、張りあげ作業を支援するよう工夫することにします。
その点、ワイヤレスウインチは操作場所を特定しないメリットがあります。
無線化したウインチの使い方を再度考えなおしてみます。
(参照 AC100V電動ホイスを無線化する)
1.ウインチタワーを起立させるのにウインチを使う。
地上に単管を横たえてタワーを組み立て、ウインチを使ってタワーを起立させる。(自分で立ち
上がるように工夫する)
2.オークリッジ・シングル屋根材や2×4合板をウインチで屋根上に吊り上げ、トローリで取り込む。
軒先までウインチで荷揚げした資材をパイプトローリーを使って屋根上に手繰り寄せて降ろす構造にする。
3.合板を屋根上で移動する際もウインチを使う。 屋根上に仮置した合板を、ウインチと滑車を使って屋根の頂上部付近まで異動して、 屋根合板の設置作業を支援する。
登山用具のシンプルアセンダーで滑車の位置を変えて、任意の場所に移動します。
(ウインチをワイヤレス化にした恩恵です。)
4.合板の張り込みには、支持ロープを併用して、合板の滑落防止に備える。
合板にロープをつけて屋根の上部から所定の位置まで降下させて設置する。
(これは、ウインチに関係なく、ロープワークで対応します)
5.合板の実を下から上にはめ込む際に便利そうな吊り金具を見つけました。
作業効率から言えば、通常は軒先から上の方に張っていくのがよいのですが、場所により、上方から下方に向かって張っていく必要が出てきます。
そのためには、重い合板を上方向に強力にずり上げて実に嵌め込まなければない。
人力では難しいので、この金具とウインチを使って引き上げようと思います。
ここまで考えたら、26Kgの合板であっても独力でなんとか施工が出来そうな気分に持ち直せました。
さあ、それでは更に先に進みましょうか。
今日の記事のご感想はは如何ですか?
ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。 よろしければ下のボタンから応援してやってください。
セルフビルド ブログランキングへ
にほんブログ村
飛行機 ブログランキングへ
ステージ2の更新が途絶えて久しく、雲巣が張るように変な広告が張りまくられてしまったので、ウインチカテゴリーを更新する目的でアップします。
(このアイディアは、「有勾配無落雪屋根をつくる」カテゴリーで実際に使用しました。)
15mm厚、4’×8’実付き合板(1枚26Kg) 31枚の搬入作業を行い、改めてその重さと、扱い難さに圧倒されました。
市場に3’×6’実付き合板が流通していなかったので仕方がなかったと言え、安易な選択ではなかったかと後悔にも似た思いにがっくりと打ちひしがれたのです。
4~5枚も運ぶと握力が無くなって、しばらく持ち上げることが出来なくなる。
横幅が120cmもあるので、肩に担いでも、手が辛くて安定せず、足元がふらついてまともに運べない。
これでは、たとえウインチを使って合板を屋根上に運び上げても、頭上に担いで、屋根面を移動すること自体が非常に不安定で危険です。
身体は、命綱で確保できても、落として勢いの付いた合板を手の握力だけで押さえることは難しいし。
屋根から、26Kgの合板を落下させたら、ただ事ではすみません。
そこで、ウインチは合板の屋根上への吊り上げ作業だけでなく、屋根上の水平移動にも使用して、張りあげ作業を支援するよう工夫することにします。
その点、ワイヤレスウインチは操作場所を特定しないメリットがあります。
無線化したウインチの使い方を再度考えなおしてみます。
(参照 AC100V電動ホイスを無線化する)
1.ウインチタワーを起立させるのにウインチを使う。
地上に単管を横たえてタワーを組み立て、ウインチを使ってタワーを起立させる。(自分で立ち
上がるように工夫する)
2.オークリッジ・シングル屋根材や2×4合板をウインチで屋根上に吊り上げ、トローリで取り込む。
軒先までウインチで荷揚げした資材をパイプトローリーを使って屋根上に手繰り寄せて降ろす構造にする。
3.合板を屋根上で移動する際もウインチを使う。 屋根上に仮置した合板を、ウインチと滑車を使って屋根の頂上部付近まで異動して、 屋根合板の設置作業を支援する。
登山用具のシンプルアセンダーで滑車の位置を変えて、任意の場所に移動します。
(ウインチをワイヤレス化にした恩恵です。)
4.合板の張り込みには、支持ロープを併用して、合板の滑落防止に備える。
合板にロープをつけて屋根の上部から所定の位置まで降下させて設置する。
(これは、ウインチに関係なく、ロープワークで対応します)
5.合板の実を下から上にはめ込む際に便利そうな吊り金具を見つけました。
作業効率から言えば、通常は軒先から上の方に張っていくのがよいのですが、場所により、上方から下方に向かって張っていく必要が出てきます。
そのためには、重い合板を上方向に強力にずり上げて実に嵌め込まなければない。
人力では難しいので、この金具とウインチを使って引き上げようと思います。
ここまで考えたら、26Kgの合板であっても独力でなんとか施工が出来そうな気分に持ち直せました。
さあ、それでは更に先に進みましょうか。
今日の記事のご感想はは如何ですか?
ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。 よろしければ下のボタンから応援してやってください。
セルフビルド ブログランキングへ
にほんブログ村
飛行機 ブログランキングへ
2019-02-17 10:59
nice!(7)
コメント(8)
中々考えた計画ですね~
by 青い森のヨッチン (2019-02-18 22:15)
26kgを31回運ぶのですか!(´⊙ω⊙`)
うーん、自分の今の仕事でも26kgを検量検尺してパレット載せは大変です><
うまくウインチで運べると良いですね
by ワンモア (2019-02-18 22:31)
青い森のヨッチンさん
古記事で申し訳ありません。
工事前の冬のストーブ周りでイメージトレーニングしていたことをアップしました。
一度屋根の頂点まで引き上げた合板を向きを変えて滑り下ろす際も、そのままウインチを使うことができました。^^
by ロートレー (2019-02-21 08:44)
ワンモアさん
これは実際に工事を始める直前の冬に構想していた下書の記事です。
春先ワイヤレススイッチが早々に壊れて,有線スイッチを延長しての工事になりましたが、ウインチは一回で合板3枚くらいまでは引き上げることができました。
でもそうするとマンパワーの方ががきつかったです^^
by ロートレー (2019-02-21 08:52)
こんにちわん~(*^^)v
by みうさぎ (2019-05-17 15:04)
アレーッ! みうさぎさん
こちらのブログにまでコメント頂きありがとうございます。
気が付くのが遅くなり大変失礼しました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします^^
by ロートレー (2019-10-07 19:54)
はじめまして。
私もリョービのウインチを無線化したくここにたどり着きました。
色々教えていただけないでしょうか?
岡本
by okamoto (2019-10-10 18:58)
岡本 さま コメントいただきありがとうございます。
メーカーは異なりますが
マイカテゴリー「無線ウインチを作る」を選んでいただけますと
開発当初からの製作過程をご覧になれます。
ご参考になれば幸いです^^
by ロートレー (2020-05-18 07:38)